
都内に店舗を構えている男性からの依頼です。 店の営業車を店舗裏の駐車場に停めているといつのまにか傷をつけられる、 犯人を捕まえて止めさせたいということでした。
具体的には、始めのうちははよくある子供のいたずらだと思っていたそうですが、 最初に傷を発見した日からを日を追うごとに回数が増えていき、 このまま黙って車を傷つけられるのは我慢できない、ということで相談に見えたそうです。
傷をつけられているのは主に午前中が多く、平日・土日・祝日を問わないという事ですので、 仕事を持っている人物ではないと考えられました。
駐車場の位置から見ても、持ち主が分かった上で、いたずらをしているのだと思われました。
調査は現場を押さえるためのカメラを設置したうえで、 とくに怪しい午前中は調査員が張り込みをするという形で行なわれました。
調査開始から4日、ついに犯行の現場をカメラが捕らえ、 そのまま調査員がいたずらをした犯人を追っていくと、何と6軒先に住む住人だったことがわかりました。
すぐに報告書を仕上げ相談者に見せたところ、 この人物は相談者が経営する洋菓子店の前オーナーだったとの事。 すでにご年配で思うように仕事が出来ず、嫌々店を手放す事になったみたいですが、 以前から従業員の間でも評判は良くなかったそうです。 結局は店が繁盛しているのを嫉んでの犯行だったようです。
最終的に相談者は証拠を元に二度といたずらをしないという誓約書と車の修理代を 前オーナーに請求され、いたずらの被害は無事止みました。